寒い冬が大嫌いなアラフォー女子です。
年齢のせいか、一昨年の冬は特に寒さがきつく、内臓から
手足の先まで冷たくて大変しんどい思いをしました。
検診のために行った産婦人科の先生に、「肩から腕の
上部にまでしか温かみがなく、そこから指の先までは
大変冷たい」こと、「頭に血が通っていないようで
しゃべることもしんどい」ことなどを伝えました。
すると、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくか
ごしゅゆしょうきょうとう)を処方して出してくれました。
帰りに受付のお姉さんから薬を受け取るとき、
お姉さんは念のために薬の確認をしようとするの
ですが、もちろん薬に読み仮名は振ってありませんので、
「トウキ、シギャク、カ、カゴ、シュユ?、ショウガトウ」
のようなぎこちない読み方をしていました。
ちなみにその読みは間違いで、「ショウガトウ」
ではなく「ショウキョウトウ」らしいです。
見逃せない!漢方は色々な症状に効果がある?
いままで「加味逍遥散」や「葛根湯」「十全大補湯」
「当帰芍薬散」などさまざまな漢方を試していますが、
途中から体に合わなくなったり効果が薄れたりの繰り
返しで、正直、最初はあまり期待をしていませんでした。
家に帰ってから調べてみると「抹消循環不全の人に」
とか「抹消冷えの人に」などと書かれていました。
そういえば、赤ちゃんの頃からしもやけがひどかったようで、
手が包帯でぐるぐる巻かれた時の写真があります。
小学生の頃には手足の指にしもやけができて
パンパンにはれ、手のをグーの形に握れなかったり、
そろばんの練習では痒さとの戦いでした。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯の効果を検証する
漢方薬の効果はすぐには表れないので2週間くらいは
様子を見てくださいと言われていますが、今回は
半信半疑で薬を飲み始めてから1日ごとに、
徐々に効果が表れてきました。
2週間たつ頃にはもうなくては
ならない薬になっていました。
肩から上腕までしか温かみを感じなかった腕も、初めは
肩から肘くらいまで温かくなり、そのうちに手のひら
まで温かくなり、最後には指まで温かくなりました。
今回の私の体調と当帰四逆加呉茱萸生姜湯は
相性が本当に良かったのだと思います。
それから1年近く飲んでいましたが、以前のように薬の
副作用での動悸なども起こりませんでした。
今は冷たさをさほど感じることなく過ごしています。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう) [漢方薬](第2類医薬品)冷え性、生理痛、頭痛などの改善